動名詞は、動詞の “-ing” 形であり、名詞としての機能を持ちます。
動名詞は、主語、目的語、または前置詞の後の名詞句として使用されることが多いです。動名詞を用いることで、動作やプロセス自体を一つの概念や事象として表現できます。以下に、動名詞の使用例を示します。
動名詞を主語として使用する例
- Running is my favorite hobby.
- 走ることは私のお気に入りの趣味です。
この例では、「Running」が文の主語として機能しており、「走ること」を一つの活動として表現しています。
動名詞を目的語として使用する例
- I enjoy reading books.
- 私は本を読むことを楽しんでいます。
この場合、「reading」は動詞「enjoy」の目的語として使われ、「本を読むこと」を表しています。
前置詞の後で動名詞を使用する例
- She is interested in learning Japanese.
- 彼女は日本語を学ぶことに興味があります。
ここでは、「learning」は前置詞「in」の後に位置し、名詞句として機能しています。
動名詞の複合形
動名詞は所有格や代名詞の所有格と組み合わせて、どの人が動作を行っているかを示すこともできます。これは「動名詞の複合形」と呼ばれます。
- I appreciate your helping me.
- あなたが私を助けてくれることに感謝します。
この例では、「your helping me」の「helping」が動名詞で、誰が助けるのか(あなたが)を示しています。
注意点
動名詞と不定詞の名詞的用法(”to” + 動詞の基本形)は似たような文脈で使われることがありますが、意味やニュアンスに違いが生じることがあるため注意が必要です。
英語では、動詞に続く形として「不定詞」と「動名詞」のどちらを使うかが決まっている場合が多く、これらを選択する際の基準は動詞によって異なります。
不定詞は “to” + 動詞の原形で表され、目的や意図を示すことが多いです。一方、動名詞は動詞の現在分詞形(動詞に “ing” を付けた形)で、動作そのものや経験を表す場合に使用されます。
後ろに不定詞を取る動詞の例
- want: 欲する、望む
- I want to eat pizza tonight.
- 今夜はピザを食べたいです。
- I want to eat pizza tonight.
- plan: 予定する、計画する
- She plans to travel to Italy next summer.
- 彼女は来夏イタリアへ旅行する予定です。
- She plans to travel to Italy next summer.
- decide: 決める
- We decided to start our own business.
- 私たちは自分たちのビジネスを始めることに決めました。
- We decided to start our own business.
動名詞を取る動詞の例
- enjoy: 楽しむ
- I enjoy watching movies on weekends.
- 私は週末に映画を見るのを楽しんでいます。
- I enjoy watching movies on weekends.
- consider: 考える
- He is considering moving to a new city.
- 彼は新しい都市への移住を考えています。
- He is considering moving to a new city.
- avoid: 避ける
- She avoids eating junk food to stay healthy.
- 健康を維持するために、彼女はファストフードを食べるのを避けています。
- She avoids eating junk food to stay healthy.
不定詞と動名詞のどちらも取れる例
一部の動詞は、後ろに来る不定詞と動名詞のどちらとも取ることができ、意味が変わる場合があります。例えば、
1. Start
不定詞を取る場合:
- 不定詞を取るとき、”start”は「ある活動を始めること」を指します。
- “I started to learn French last year.” (私は去年、フランス語を学び始めました。)
動名詞を取る場合:
- 動名詞を取るときも、基本的には「ある活動を始めること」を指しますが、不定詞と同様に使われます。文脈によっては、選択が自然さを左右することがあります。
- “I started learning French last year.” (私は去年、フランス語の学習を始めました。)
2. Stop
不定詞を取る場合:
- 不定詞を取るとき、”stop”は「何かをするために一時的に動作を中断すること」を意味します。
- “He stopped to buy some flowers.” (彼は花を買うために立ち止まりました。)
動名詞を取る場合:
- 動名詞を取るとき、”stop”は「ある活動を終了すること」を意味します。
- “He stopped smoking last year.” (彼は去年、喫煙をやめました。)
3. Remember
不定詞を取る場合:
- 不定詞を取るとき、”remember”は「これから何かをすることを忘れずにいる状態」を指します。
- “Please remember to lock the door.” (ドアに鍵をかけることを忘れないでください。)
動名詞を取る場合:
- 動名詞を取るとき、”remember”は「過去に経験したことや行ったことを思い出す」ことを意味します。
- “I remember visiting Paris last year.” (去年、パリを訪れたことを覚えています。)
このように、動詞に続く形を選ぶ際には、その動詞が不定詞と動名詞のどちらを取るか、またその選択が意味にどのように影響するかを理解することが重要です。